2009年 03月 24日
苦手な袋帯を結ぶの巻
きょうは土曜日の結婚披露宴に着た着物について。
私の着物着こなしのテーマは「都会の街中に溶け込む着姿」。
なるべく「浮かない」「目立たない」が目標です。
でもねぇ~これはかなり難しい。 着物っていうだけで充分目立ってしまう。
ランチやショッピングではモダンな着こなしに慣れてきた私でも
これが結婚披露宴となるとやはり話は別です。
ご招待頂いた新郎新婦、ご両家に敬意を表し晴れやかな吉日に
ふさわしい礼装が望ましいですよね。
今回はホテルではなくウェディングハウス。 事前にカジュアルなパーティーと
伺っていたので江戸小紋で色無地的なワンピース感覚の装いに決めました。
カジュアルにも着れる江戸小紋を準礼装に変えてくれるのが袋帯。
おめでたい事が重なりますようにという思いをこめて結ぶ二重太鼓です。
(後姿の写真がないのが残念)
今回の袋帯、実はリバーシブル。
同じ着物で同じ袋帯の反対面を使ったコーディネートがこちら → ☆☆☆
もう2年も前の写真ですけど。
お太鼓の写真がないので帯だけ撮ってみました。
古典柄だけどデザインに遊び心も感じられるモダンな袋帯です。
黒地なので改まった感が出て礼装にも結べますね。
着物でも洋装の時のバッグを持つ事が多い私ですが、さすがに結婚披露宴ですから
和装用の小さめなバッグにしました。
50年前の母の着物をほどいて誂えたバッグ。
世界にひとつしかないバッグです。
残布がまだあるので草履の鼻緒も誂えて礼装用セットにする予定。
派手になったり好みが変わったりで着なくなった着物をこうして二次活用するのも
これまた着物の楽しみのひとつ。
着物を羽織に仕立て直したり、帯に変身させたりね。
昔の母の着物を生まれ変わらせて、母を驚かせちゃうのも楽しい♪
こうして着物熱は永遠と冷めないのでありますぅ~
by yuzudiary
| 2009-03-24 00:25
| 着物