2010年 02月 26日
またもやスープ?! おまけで鍋について
胃腸風邪が治りかけの頃、なかなか食欲が復活しなかったので
しばらく汁物ばかり作っていました。
珍しくもなんともないけれど、たくさんあったニンジンでポタージュ。
玉ねぎ、セロリ、トマト、ニンジンをよく炒めて野菜の甘みを引き出し
やわらかく煮込んでからバーミックスでガァ~。
器によそった画像はなし。
だってきょうのエントリーの主役はスープではなくて、この鍋!
(しばらく磨いてないからちょっとキチャナイ!)
アメリカはAll-Clad(オールクラッド)のこの鍋。
10数年前、約5年暮らしていたニューヨークから持ち帰ったものです。
当時のNYでは(アメリカでは?!)鍋と言えばこのAll-Clad。
日本でポピュラーなルクなんぞよりはるかに人気があったAll-Clad。
あちらの方に「どこのお鍋がおすすめ?」と問えば、10人中8人は
こちらのお鍋(英語で言えばPan)と口を揃えるほど。
でも日本では見ないんですよね… どこも輸入してないみたい。
NYではデパートはもちろんの事、Williams Sonomaなどの
有名家庭用品店にも必ずラインアップされていました。
ステンレススティールの長所である熱伝導の良さはもちろんの事、
ルクのように重くなく取り扱いが容易である事、
お手入れも楽な事などの実用性がアメリカの料理家向きなのでしょうね。
でもお値段だけはお手頃価格じゃないのがちょっと残念…
同素材のフライパンとお鍋数種類のセット売りがお得なプライス設定で
私も大小2種類のお鍋とフライパンを持っていました。
さすがにフライパンは帰国の時にお友達に差し上げてきましたが
この二つは船便で別送した思い出の鍋。
今でもこれでトマトソースを作ったり、一人分のパスタを茹でたり
特に小さい方は日本の雪平鍋感覚で普段からよく使っています。
NYにいた頃はなるべく物を増やさないように心がけて生活していたので
この二つのお鍋を駆使してお料理していたんだわ。
その気になればできるんですよね。
物がないイランで日々色々工夫しながら毎日を豊かに生活していた
母を見て育ってきた事がよいお手本になっているのかも。
きょうはこのお鍋で和の定番おかず、筑前煮を作りまぁ~す。
ちょっとだけNYの香りがする筑前煮になるかなぁ~?!
by yuzudiary
| 2010-02-26 15:55
| ご飯